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呆れた観光客 [ちょっと、一息 10]


[パスワード]呆れた観光客



    時々、「何が言いたいの、あなた?」と、思う人がいる。

    おそらく、自分も頭の中が整理できていないのかもしれないが、それでも口に出さねば気が済まないようだ。

    今日、我が家に一人の女性旅行者が飛び込んで来るなり、

    「向こうの共同浴場だけれど、どうして、地元の人しか入れないの?」

    と、早口でまくしたてる。

    「どうしてって言われても、そういう決まりですから・・・」

    こちらが答えると、その女性は実に不満そうに、

    「外の汲み湯のところからは、お湯があふれているじゃない。もったいないと思わない?」

    と、言うので、こちらもどう返事をしていいか判らず、

    「もったいないと言われても、温泉なんてそういうものでしょう」

    「あんな風に無暗にあふれさせているなら、誰が入ってもいいじゃない」

    女性は、理屈にもならない不思議なことを言いだした。

    だったら、その外の汲み湯のところで足でも洗えば----と、こちらも言いたくなる。

    共同浴場を地元住民のみの利用としているのは、何も温泉の湯量が関係しているわけではない。浴場の広さや維持管理、犯罪防止など、もろもろの理由があってそういうことになっているのである。

    そんな訳で、どうしてもその共同浴場へ入りたそうなその女性には、各旅館にも日帰りの入浴サービスがあるはずだと教えてあげた。

    ところが、女性は、無料でお風呂へ入りたいそうで、外湯の鍵を貸して欲しいと言い出したのだが、それはきっぱりと断った。

    こういうことをいい加減にすると、他の観光客にも示しがつかない。

    女性は、何とも不満げな表情で帰って行ったが、その後、わたしが共同浴場へ行ったところ、何と、その女性が浴場から出て来たのだ。

    女性は、わたしの顔を見るや仰天し、慌てて服を着て脱衣所から外へ飛び出して行った。

    おそらく、地元の誰かから鍵を借りたに違いない。

    本当に、呆れた話である。

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<今日のおまけ>


    夕方のニュースで、街の人に「あなたの今年一年を漢字一文字で書くとしたら何ですか?」と、訊ねていた。

    「大震災もあり、これからの日本は前向きに進まなければならないので、『進』です」という人もいれば、「仕事で新しい人たちとの出会いもあり、『新』ですね」と、いう人もいた。

    じゃァ、わたしの場合は何だろう?

    今年も一年、何かと病院のお世話になりっぱなしだったことから、たぶん『医』だな。

    あなたの今年一年を漢字一文字に表わしたら、何ですか?


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