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特攻野郎Aチーム [ちょっと、一息 30]


[車(RV)]特攻野郎Aチーム



    テレビで『特攻野郎Aチーム』の映画版を放送していた。

    何を隠そう、わたしはかつてこのテレビドラマにどっぷりはまり込み、学生時代の友人とアメリカ旅行をした際、ハリウッドまで行ってしまったことがある。

    ユニバーサルスタジオ内の観光客向けアトラクションでは、このドラマの再現が行なわれていて、登場キャラクターに扮したアトラクション俳優たちが派手なカーアクションを繰り広げていた。

    この映画は、登場人物たちの設定は以前のままに、時代背景だけをかつてのベトナム戦争帰還から、イラク戦争帰還と替えてストーリーも現代風に作られていた。

    テレビ版の『特攻野郎Aチーム』は、銃撃戦や爆破シーンも多かったが人が死ぬという場面はほとんどなかった。

    しかし、この映画版は少しばかりテレビ版よりもリアルかつ過激に作られていた。

    テレビ版の時は、吹き替えにより4人の主人公の名前を日本人にも馴染みやすいように、ハンニバル(スミス大佐)、フェイス(ベック中尉)、クレージー・モンキー(マードック大尉)、コング(バラカス軍曹)としていたが、映画版では原作の通りに、ハンニバル、フェイスマン、マードック、バラカスという呼び方で統一されていた。

    そんなこともあり、役を演じる俳優たちも代わっていることなどからして、昔の『Aチーム』ファンには、やや違和感を覚えた人も多かったのではないかと思われる。

    ハンニバル役の俳優の演技が真面目すぎるきらいがあったし、フェイスもかつてのダーク・ベネディクトに比べてマッチョ過ぎる。かと思えば、バラカス役の俳優が先代に比べてワイルドさが薄かったり、マードック役の俳優もキテレツさがイマイチだった。

    やはり、演技派揃いだった初代の『Aチーム』には、とても勝てないと思われた映画版だったが、やはり、あのテーマ曲が始まれば、そこには正しく『特攻野郎Aチーム』の世界感が広がっていた。

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近頃のクイズ番組 [ちょっと、一息 30]


[TV]近頃のクイズ番組



    近頃、テレビを観ていて気付くことは、やたらにクイズ番組が増えたということだ。

    しかも、このクイズ番組、昔の方法と違って回答者は皆芸能界やスポーツ界等で活躍している有名人ばかりである。

    クイズ番組は、一度に大勢のゲスト回答者を参加させられるので、仕事の少ない芸能人たちにとってもありがたい企画に違いない。

    昔は、一般の素人回答者が多数出演していたが、今では、こうした方法はあまり視聴率を稼げなくなったのだろうか?

    それとも、素人回答者とテレビ局との間に何らかのトラブルのようなものが多発したために、素人を使うことにテレビ局が消極的になったのかもしれない。

    それにしても、回答者が芸能関係者となれば、視聴者側は何となくしっくりこないということもある。

    その一つが賞金である。

    「どうせ獲得しても、芸能人でしょ。本当に生活に困っている人じゃないし、結局はパーっと飲んで散財してしまうんじゃないの?」

    というような何処か白けた思いで観ている視聴者が大半なのではないだろうか。

    後日、もらった賞金をどのように使ったのか----という報告も聞かせてもらいたいものだと思うのは、わたしだけであろうか?

    学生時代に時々撮影所の見学をさせてもらったことがあったのだが、その頃もクイズ番組に出演したタレントや俳優たちが、撮影の合間にクイズの成績について会話しているのを聞いたことがあった。

    俳優の一人がクイズ番組で優勝したそうなのだが、撮影スタッフたちから「おめでとう」と、労われているのを聞いて、その番組がやらせではないことを知った。

    実は、その時までは、芸能人が出ているクイズ番組は、皆、最初から参加者に答えを教えてあるものだと思っていたのである。

    もちろん、端からそうした裏取引が出来ている番組もあるだろうが、案外「ガチ」で収録されるのが普通なのかもしれない。

    ところが、そんな当節のクイズ番組事情だが、中には未だに昔通りの素人回答者によるものもある。

    先日、たまたま観たのだが、NHKでもそうした素人回答者出演のクイズ番組を放送していた。

    参加している人たちは、特別クイズの得意な人たちではなく、ごく普通のサラリーマンや主婦たちである。

    素人参加クイズ番組といっても、時にクイズの天才みたいな人たちが競い合うものもあり、問題を最後まで聞かないうちに答えを見付けてしまうようなものもある。

    こういうクイズ番組は、正直感心はするものの、あまり面白いとは思えない。

    やはり、素人は、素人感が前面に出ていた方が観ていて好感が持てるように思われる。

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日々の雑感 8 [ちょっと、一息 30]


[喫茶店]日々の雑感 8




    京都から高速バスで来られたという年配男性が苦笑していた。

    「バスの車内は、ほとんどが外国人客で、ここって日本だよね----と、思ってしまった」(~_~;)

    この男性は、写真が趣味で、年に何度も北信濃を訪れては志賀高原や須坂・高山村方面で撮影をされているとのことだった。

    信州の四季の風景の素晴らしさに感動して、写真を撮りに来ているそうなのだが、地獄谷野猿公苑のサルが温泉につかる構図は、やはり冬が最高だと話す。

    「秋に撮影した時は、湯気も写らないので、入っている温泉が池か何だか判らなかった。真っ白な雪の中で真っ赤な顔をして湯につかるサルの姿は、実に絵になる」

    のだそうである。

    しかも、地獄谷のサルは、一応餌付けされてはいるものの純粋な野生ザルである。

    モンキー公園などで観光のために飼育されているサルではないので、餌がもらえない時は、山の中の木の実をとって食べている。

    だから、時々街場へも下りて来ては悪さをする。

    わたしが小学生の頃は、餌付けが是か非かで住民たちもかなりもめていた。

    同学年のクラスの中には、この問題に独自に取り組み、研究成果を発表したところまであった。

    ところで、この男性は、地獄谷にある唯一の宿の名物がチマキであることをご存知なかったので、次に北信へ来られた時は、ぜひ召し上がってみて下さいとお話しさせて頂いた。

    かつて、冬の北信濃といえば志賀高原や北志賀へ行くスキー客でイモを洗うような騒ぎだったが、今は地獄谷のスノーモンキーに魅せられた人々で賑わっている。

    時代は確実に変わったと、古くから住む地元住民の方がむしろ驚いている昨今である。 

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日々の雑感 7 [ちょっと、一息 30]


[るんるん]日々の雑感 7




    自慢じゃないが、わたしはほとんど遠出をすることがない。

    根が出不精という理由もあるのだが、外出といえば散歩や買い物、通院ぐらいのものだ。

    一昨日の新年会で出席者の方々の日常をうかがえば、ほとんどの方が実に意欲的に仕事や取材、ボランティアなどの活動で国内外を飛び回っておられるとのことで、本当に感心しきりだった。

    しかも、女性の出席者の方たちが実に行動的であることに驚く。

    健康で元気な女性たちはとてもポジティブで活き活きとして見え、輝くばかりの自信にあふれている。

    比べて、わたしはといえば、久しぶりの会食とあり、化粧品の使い方やアクセサリーの付け方にさえ悪戦苦闘する始末である。

    社会的ブランクの大きさを、つくづく感じた一日でもあったが、これから徐々にでも試運転の回数を増やして行けたら---との意欲も遅ればせながら出てきた。






    その新年会の席で、ある女性ライターの方が話しておられた。

    「東京から帰って来たところ、長野駅に降りて街があまりに寂しいことに気付いた。女性たちの着ている洋服の色が大人しすぎるのだ。長野県の女性は、控えめで奥ゆかしい性格ゆえ、ファッションも黒や紺系統の押さえた色を好みがち。街に活気を呼び込むためにも、洋服の色を華やかなものにした方がいい」

    この考え方は、以前わたしもブログに書いたことがあったが、確かに人間の気持ちは色で大きく変わるといわれる。

    寒冷地ほど、本当は暖色系の洋服を身につけるべきなのだろうが、信州人気質として目立つことをあまり好まない傾向がある。

    黒、紺、グレー、チャコールグレーなどのシックな色に真面目、誠実、律儀、謙虚などのイメージを重ね、それを良とする県民でもあるため、実はファッションには疎い文化圏といえるのかもしれない。

    だが、この閉塞的な不況をむしろ追い風にして、長野へ行けば街が明るく華やいでいて元気になれる気がするといわれるように、女性たちが率先してビタミンカラーのような鮮やかな色の洋服を着ることも、大きな地域アピールになるのではないだろうか。

    などと書きながら、新年会当日のわたしのファッションは正に黒白ずくめであったのだが・・・。

    そういえば、やはり自分の服にも黒や紺のモノトーン系が多いことに、「なるほど、信州人だなァ・・・」と、やけに納得してしまった次第である。






    有名な漫画家の先生の奥さまから減塩梅漬けを頂いた。

    長野市民新聞に書かせて頂いたエッセイ『栄養指導のすすめ』をお読み下さり、わたしが塩分控えめの食事をしていることを気遣われて漬けて下さったとのこと。

    さっそくご飯と一緒に頂いたところ、果肉がとてもやわらかくジューシーで、爽やかな酸味の中にもまるでフルーツのような甘みがほんのりと香るおいしさだった。

    これからも大事に食べさせて頂こうと思う。

    本当に、ありがとうございました。
    
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合コンで嫌われる女性とは? [ちょっと、一息 30]


[失恋]合コンで嫌われる女性とは?



    合コンで男性たちからの評価を落としてしまいがちな女性とは、いったいどんなタイプなのか?----とのアンケート調査があったという。

    中でも男性たちが嫌だと思うのは、

    「年は変わらなくても、わたしは、あなたたちよりも人生経験豊富なんだから、言うことを聞いて敬いなさい」

    と、いうような上から目線の女性なのだそうである。

    「訳知り顔で、合コンの席をし切りたがる女性は、正直可愛いとは思えない」

    と、いう意見もあったそうだ。もちろん、男性の中には、姉さんタイプでどんどん引っ張って行ってくれるサバサバした気性の女性を好きな人もいるそうだが、説教くさい態度が鼻につくと敬遠されるのが普通だということだった。

    また、陰気な感じで口数の少ない溜息ばかりついているような無反応女性にも、好意を持ちにくいという。

    「そんなにつまらないなら、どうして来たの?」

    と、訊きたくなるという。そして、男性たちの間でもっとも嫌われやすいタイプが、食事でも何でもおごってもらうのが当然と思い込んでいる女性だそうである。

    「『女性は、男性からチヤホヤされるもの』と、いう態度が見え見えの女性は、どんなに綺麗でもとても結婚相手には選べない」

    と、答える男性が多いことには、やはり今の世相を反映しているなァ・・・という感じである。

    わたしたちが若かりし頃は、女性の方からお金を払うなどと言い出すことは、むしろ、「女のくせに生意気」と、取られ兼ねない時代だった。

    つまり、男性たちには、それ相応の男としてのプライドがあったわけだ。

    では、女性たちにはもっとも嫌われる「ぶりっ子」に関しては、男性たちの反応はどうなのだろうか?

    もちろん、初対面同士にとっては、かいがいしく男性をフォローする可愛い子ぶりっ子は、それなりに点数を稼ぐそうだが、

    「男だって、バカじゃないですよ」

    と、話す男性もいるという。そのぶりっ子ぶりが本物か否かぐらい見極める目はもっているつもりだと、いうのである。

    「ただの遊び相手を探すのではなく、ちゃんと結婚相手としてのパートナーを見付けるためなら、女性の言葉使いや、考え方、金銭感覚、教養、物腰、マナーなどにも注意していますから、簡単には騙されません」

    とのことのようだ。

    しかし、近頃の女性は玉の輿狙いが多いそうだから、男性たちもかなりの眼力を身につけておく必要があるだろう。

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漂流する老人たち [ちょっと、一息 30]


[家]漂流する老人たち



    ブログに高齢者問題を述べると、途端にアクセス数が減るのだが、それでも、こうしたことは誰にとっても他人事では済まされない切実な事態なので、一応書いておく。

    あるテレビ番組で、終の住処を追われ、行き場を失う低所得高齢者の問題を取り上げていた。

    ある高齢男性は、細々の年金で妻とアパート暮らしをしていたが、妻が病気になり、その医療費がかさみ、妻が亡くなったあとは、貯金も底をついてアパートにいられなくなってしまった。

    男性自身も身体に特別な病気はないものの足腰が弱く、車椅子生活だ。低所得者でも入れる特別養護老人ホームへの入居を希望したが空きがなく、一月14万円もかかる高齢者施設へ入るしかなくなってしまった。

    もちろん、年金だけでは賄えないので、生活保護を申請し、ようやくそこへの入居が決まったが、持ち込める所持品はほんのわずか。妻の遺骨と遺影、わずかな身の回りの品々を運ぶだけで、妻と暮らした40数年の思い出は、業者の手で容赦なく廃棄されてしまった。

    しかし、男性にとって入居出来た施設も安住の地とはいえない。何故なら、そこも、もし男性が病気や認知症を患ったら退去しなければならないという決まりだからだ。

    このような高齢者受け入れ施設のほとんどには医療設備が整っておらず医師も常駐していないため、認知症が進んだり病気が悪化した場合は、別の施設へ移らなければならないという条件付きとなっている。

    また、ある高齢男性は、妻に先立たれ息子と暮らしていたが、自分が大腸がんを患い入院。退院後、今度は息子が脳こうそくで倒れ男性の介護が出来なくなってしまったために、自宅を売り、施設へ入らなければならなくなってしまった。

    施設へ入れば、もう簡単に墓参りも出来なくなるとのことで、妻の墓前に跪いた男性は、懸命に働いて築いてきた人生の最後がこのような惨めな状態になってしまったことを悔やんで男泣きに泣いていた。

    そして、86歳の女性は認知症が進んだために、シングルマザーの娘が仕事と介護の両立が難しくなり、自宅のある東京から往復三時間の場所にようやく女性を預かってくれる施設を見付け、そこへ入所させることが出来た。

    「こんなところにいたくない。家へ帰る」と、泣く母親を見ながら、娘は、「仕事をしなければならいので、とても介護までは手が回らない。可哀そうだけれど、我慢してもらわないと・・・」と、苦渋の決断をした経緯を語る。

    が、この施設も、女性の認知症がこれ以上進んだ場合は、出て行かなければならないのだという。

    こうした低所得高齢者の受け皿がどんどん少なくなりつつある今日、ついにホームレス一時収容施設にまで、高齢者が入居するようになってしまったのだという。

    ここに入居した高齢者は、小さな一人部屋へ入れられ、毎日三度の簡単な食事だけを与えられるだけの生活を余儀なくされる。

    しかも、病気になって長期入院したのちは、もはやその施設へ戻ることは出来ない。そんなことをもう三度も繰り返しているという男性もいた。

    国は、今そうした低所得者でも入居できる介護施設を急ピッチで建設しているそうだが、それでも急速な超高齢社会はそれ以上のスピードで進み、今後は今以上の大量施設漂流高齢者が増え続ける計算だとか・・・。

    一生懸命真面目に働いてきた人たちに対して、国からの報いがこの悲惨な仕打ちなのかと思うと、そんな希望も安心もない現実を目の当たりにする若者たちも、ますます働く意欲をなくしてしまうことだろう。

    この問題は、何も高齢者の悲劇ということだけで括られる話ではない。

    日本という国の誠意の本質が問われる大事件でもあることを忘れてはならない。

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日々の雑感 6 [ちょっと、一息 30]


[クラブ]日々の雑感 6



    ヤフーニュースをチラ見しただけなので、詳しい内容は判らないが、何処かの医療専門学校生(20歳)が研修に入っていた病院で、プロサッカー選手のカルテをのぞき見したことを、ツイッターに漏らしてしまったそうだ。

    この専門学校生は、春からこの病院で医療事務職として働く内定をもらっていたのだが、ツイッターを読んだ人たちから、

    「医療関係者が患者の情報をネットに書き込むとは言語道断。守秘義務違反だ」

    との書き込みの抗議が相次いだために、自ら学校側へ謝罪。内定も辞退したと報じていた。

    これとは、事件の性質は異なるものの、ある番組では、銀行強盗をした若い女性が、あまりに簡単にお金が手に入ったので、それを自慢しようと、ユーチューブに札束を持つ自身の動画を投稿し、これが元で逮捕されたという海外の仰天ニュースを取り上げていた。

    ちょっと、考えれば自身が何をしているのか判りそうなものなのに、つい自分の自慢情報をネットに流してしまう心理とは、どういうものなのだろうか?

    上記の医療専門学校生だって、そんなことをすればせっかくの将来が台無しになることなど、二、三歳の幼児ではないのだから理解していそうなものである。

    おそらく、こうした軽い気持ちでネットに自分の情報を出してしまう人たちに共通する感覚は、ネットの向こうで見たり読んだりしている人たちは、何を知っても黙っているのがマナーだと思い込んでいるということなのかもしれない。

    「インターネットを利用している人たちは皆仲間なんだから、ネット上で知り得たことを他人に話したり、現実問題として持ち上げることの方が、むしろ犯罪」

    ぐらいに認識しているのではないだろうか。

    「ネットの中は、一般社会のルールは通用しない独立性が担保されている治外法権社会」

    と、何処かで信じている人は案外多いように思える。

    確かに、ネットに書き込まれていることが100パーセント真実などとは誰も思っていないし、自慢話の類などは特に、「どうせ半分以上は盛られているんでしょう」ぐらいの感覚で読んでいるのが普通だ。

    とはいっても、あまり過激な自己アピールが過ぎると、こんな仰天状況を作り出すことにもなってしまうという、ある種の教訓なのかもしれない。

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日々の雑感 5 [ちょっと、一息 30]


[ダイヤ]日々の雑感 5


    この話題については、以前にも書いたことがあったが・・・。

    以前から気になる言い方がある。

    「~~してあげる」

    と、いう言い方だ。これは、一見相手のためを思っているような言い回しに思えるが、実はそうではない。

    こういう言葉を無意識に使う人は、相手よりも自分の方が立場が上だと思い込んでいる人なのである。

    スポーツ選手が時々口にする「皆さんに、自分の頑張っている姿を見せてやる----と、いう気持ちでスタートラインに立ちました」などという言葉も、実はスポーツ選手の中の無意識のおごりが反映しているのである。

    本来ならば、「皆さんに、自分の頑張っている姿をお見せしたい----」もしくは「見て頂きたい----」と、いうべきであろう。

    ある宿泊施設の経営者も、かつて、こんな話をしていた。

    「うちのお客さんは、自由に商店街で買い物が出来るように、旅館から出してあげている」

    これに対して、わたしは、

    「そういう傲慢な言い方はやめた方がいい。宿泊客はあなたの旅館の所有物ではないはずだ。出してあげているなどという言い方は無礼ではないか」

    と、諭したが、相手にはその意味が判らなかったようで、未だに「~~してあげる」「やってあげている」という言い方をやめようとはしない。

    つまり、その経営者の気持ちの中に、自分は他の人間よりも偉いという根拠のない貧弱な虚栄心が巣食っている証拠なのである。

    気が付かなければ、ついつい口から出てしまう「してあげる」「やってあげる」という言葉だが、これを聞くたびに、

    「あなたは、いったい何さまのつもりか?」

    と、訊ね返したくなるのである。

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娘自慢の裏には・・・ [ちょっと、一息 30]


[バー]娘自慢の裏には・・・



    知恵袋に、「京大出て監査法人勤務の26歳の娘が同い年で高卒の自動車整備士と結婚したいと言い出しているが、学歴、職業、家柄までもが全て釣り合わない。夫は賛成しているのだが、わたしは何とか娘に彼氏を諦めさせたい。どうしたらいいか、アドバイスをお願いします」という、母親からの投稿があった。

    この母親が書くことには、母親自身も夫も同じ大阪大学出身で、母親は元会計士、夫は弁護士だそうだ。

    文章から読みとると、夫婦ともに50代というところか・・・。

    行間には、こんなに素晴らしい家柄の夫婦の娘を、何処の馬の骨とも判らないような高卒の自動車整備士などにくれてやるなど、とてもプライドが許さないというような趣旨が、嫌というほど垣間見られる。

    「夫は結婚に文句はないようだが、私は我慢がならない」----これが投稿者の本音だろう。

    「高卒の人をバカにするわけではないですが・・・」と、一応は書いているが、「個人的には不釣り合いだと思う」ということも重ねて述べているため、まあ、バカにしているということなのだろう。

    回答者の中には、

    「本当に不愉快な質問だ」とか、「東大大学院まで出ている人でもニートはいる。学歴で人を判断するな」という意見が多かったが、

    「京都大学など出ている女性が結婚相手を見付けるのは至難の業だ。もらい手がある時が花。その彼と結婚させなければ一生独身だよ」

    という実に言い得て妙のアドバイスもあった。

    もちろん、「お母さまの言うこと、至極もっともです。娘さんの一生がかかった問題ですから、焦らず考えるべき」という母親肯定派も少ないがいた。

    しかし、この質問内容をよく読んでみると、投稿者が言いたいことは、娘の将来が心配だということよりも、他に何かあるのではないかと思えてきた。

    それは、自分という人間が如何に世の中から尊敬されるべき者なのかという「自慢」なのではないだろうか。

    投稿者が元会計士ということは、今は仕事はしていないということなのだろう。

    つまり、「自分は人一倍の才能や学歴があるにもかかわらず、結婚後は一主婦として夫の陰で暮らして来た。自分だって一人の人間として認めて欲しい」という強い思いが、こんな非難を浴びるも当然の投稿文を書かせてしまったに違いない。

    「この質問自体釣りでしょ?」という声があるように、学歴から職業まであまりに克明に記されている投稿には、

    「おばさん、何処の人か知っている。わたしの友だちのお母さんでしょ?あの子のお母さんて、こんな考えの人だったんだ」

    と、いう回答者の一筆もあった。

    おそらく投稿者は、娘の結婚にかこつけて、

    「わたしは、こんなにも頑張って娘を育てて来たのよ。夫は弁護士で、わたしだって会計士の資格を持っている。皆さん、わたしたち家族って素敵でしょ?羨ましい?」

    と、言いたかったのだと思われる。

    専業主婦の中には、自分が社会から抜け者にされているのではないかとの不安を抱える人もいる。

    娘が独り立ちしようとしていることで、もはや娘をダシに自分の存在を確認することも出来なくなってしまうと思った母親の、一抹の寂寥感がこんな高慢投稿をさせてしまったのだろう。

    先に書いた娘の友だちという回答者は、「早くこの投稿削除して!ベストアンサーが決まったら、削除出来なくなるから」と、心配していた。

    でも、ベストアンサーは決まってしまった。

    「奥さまの昔の頭(常識)を平成の頭に切り替えて下さい」

    というものである。

    50代----もはや、若くはないといわれる年齢に達して、自分ももう一度一人の人間として注目されたいと、焦り始める女性も多いのかもしれない。
    
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朝からニュースが目白押し [ちょっと、一息 30]


[TV]朝からニュースが目白押し



    今日は、朝から麻生財務大臣の失言問題や、大阪市の桜宮高校の体育科入試中止問題、アルジェリア日揮社員に被害者等の話題で、テレビは大騒ぎだ。



    その中でも、麻生さんの発言についてだが、言いたいことはとてもよく判る。

    高齢者に対する無暗な延命治療が国の医療費を押し上げていることは、以前から大きな問題だったが、確かに麻生さんが言うように、患者本人の意思を無視する形でのただ単に心臓や肺を動かすだけの医療は、もはや治療とは言えない範疇だと思う。

    ただ、如何せんその言葉使いがまずかった。

    大臣たるもの、もう少し配慮のある言い方を考えるべきではなかったかと思う。




    で、桜宮高校の体育科入試中止問題だが、高校三年生たちを記者会見させて教師たちの代弁をさせるというやり方には、ほとほと呆れてしまった。

    記者会見で橋下市長のやり方を「横暴だ」と、批判した在校生たちだが、本心から教師たちを庇っているのかも疑問に思えた。

    「亡くなった生徒も、こんな方法は望まないはずだ」

    と、いうようなことも言っていたが、その言葉、誰に言わされているの?----と、訊きたくなった。

    本当に亡くなった生徒やそのご遺族のことを思うのならば、こんな場違いな発言は出て来ないだろう。

    子供を盾に使うなど、もっての外である。




    日揮の社員人質事件は、最悪の展開を見せているが、ニュース解説を聞いていると、アルジェリアという国のたどってきた歴史を知っていれば、このくらいの強行措置に出ることは容易に想像できたはずだということであった。

    アメリカ軍やフランス軍の特殊部隊の力を借りれば、時間はかかるかもしれないがこれほどの犠牲者を出さずに済んだのでは?と語る解説者もいたが、アルジェリア政府には外国軍に対するアレルギーがあり、とにかくプラントを守ることを優先した結果だということだった。

    天然ガスや石油採掘を国の代表的な産業としている同政府にとっては、プラントは正に命綱だったわけである。

    外国には、日本人が地球よりも重いと考える「人命」よりも、もっと大切なものがあるということを今回の事件は教えているようであった。

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