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幻影----MIRAGE(ミラージュ) [詩]


幻影----MIRAGE(ミラージュ)



    もろい ガラスの靴は

    何処に忘れて来たの?

    したたかな視線

    魔法なんか いらない

    ドレスなんか いらない

    きみは 裸足のシンデレラ



    赤いワイン こぼして

    マスカレードの気分

    真夜中のダンスフロア

    かるく ステップ踏んだ


    
    あまい 恋を仕掛けて

    ぼくを 冷たく じらす

    天使の微笑

    悪魔の誘惑

    Bad luck !





    もっと 判って欲しい

    もっと 信じて欲しい

    ささやく唇

    はやく 答えて欲しい

    はやく 教えて欲しい

    きみの 心の真実を



    時計の針 もどせば

    スキャンダラスな余韻

    偽りのデカダン・ムード

    ふわり スカーフ といた



    にがい謎をからめて

    ぼくを 密かに責める

    天使の微笑

    悪魔の誘惑

    Bad luck !

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ダンダラ武士道 [詩]

   
ダンダラ武士道



   顔も知らない  名も知らぬ

   そんな奴らが  誠の下(もと)に

   己が命と  武士道と

   白刃(しらは)の光  もろともに

   旋風(かぜ)の京へと  集い来る




   盾は忠義か  屍(しかばね)か

   積んで冥土の  案内塚よ

   涙かくして  鯉口切れば

   今日もふるふる  都路に

   赤き血潮の  糸時雨




   生きるも死ぬも  同じこと

   死地の土産の  段平さげて
 
   京の夜風に  ふきさらす

   浅葱羽織の  月光も

   さえて悲しと  鴨に泣く

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孤剣に悔いなし [詩]


     孤剣に悔いなし



     風の姿に  風の音(ね)に

     振り向くすべを  知らぬ者

     雲の行方を  雲の名を

     声なき涙に  唄(うと)う者

     ああ  血風(けっぷう)の  ああ  戦雲の

     憂き世に影と  忍び咲く

     士の冷たさを  身のはかなさを

     恨みて  情けを  拒むとも

     青き孤剣に  悔いはなし




     姉のしらべに  姉の手に

     けなげな愛を  求む子は

     母のぬくみを  母の香を

     鏡の過去に  託す子は

     ああ  雪が降る  ああ  炉が燃える

     夢をまさぐる  京の冬

     士の冷たさを  身のはかなさを

     恨みて情けを  拒むとも

     青き孤剣に  悔いはなし




     鴨のさざれに  鴨の瀬に

     武士の誠を  映す者

     人の心に  人の理に

     背く大路を  春はゆく

     ああ  命旅  ああ  ひとり旅

     すさぶ渡世は  地獄旅

     士の冷たさを  身のはかなさを

     恨みて情けを  拒むとも

     青き孤剣に  悔いはなし

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京の恋歌 [詩]


  京の恋歌




  お待ちしてます  清水(きよみず)で

  音羽の滝に  思い寄せ

  あなたに似てる  野の花を

  胸に抱きしめ  いつまでも

  壬生(みぶ)の桜は  ほころんで

  あなたの去った  あの道も

  今は  はかない  春の夢

  涙に  うるんだ  春の夢





  思い出します  清水で

  初めて  お会いした時を

  しぶきに濡れた  浅葱地(あさぎじ)の

  誠の文字が  あざやかに

  頬(ほお)を赤らめ  ふり返り

  やさしく問(と)うた  あの時を

  今は  はかない  春の夢

  涙に  うるんだ  春の夢

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舞踏服(ドレス) [詩]


舞踏服(ドレス



かわいた笑い  秋の宵(よい)


舞踏服(ドレス)の話に  たわむれる


妖(あや)しき香り  灯(ひ)の匂い


ゆらぐ硝子に  憂い見る


さびしさ  つらさ  くるおしさ


心の肌は  たがえども  たがわぬ色は  皮膚の白


なにが  それほど嬉しいか


金の冠(かむり)に  銀の靴


月の精でもあるまいに


かわいた笑い  秋の鐘


ほぼろほぼろの  わが想い


絹のフリルに包まれた  汝(なんじ)が まことも 切なかろ


かわいた笑い  秋の夢


月の精でもあるまいに


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無敵の遊撃手 [詩]


無敵の遊撃手


  お前みたいな野球音痴は  見たことがないと

  監督は苦い顔で  いつも  がなりたてる

  そんな罵倒はおかまいなしと  おれは  知らんぷり

  試合になれば本領発揮  連続ファインプレー

  身体が大きい分だけ  見栄えがするのだと

  嫌み口さえ  叩かれながらも  レギュラーの座は渡さない

  名物エースも  ヒーローも  おれには縁がない

  それでも  いつかおれだって  デッカイ花咲かす

  みんな見てろよ  甲子園  ピンチを切り抜けて

  きっと摑むさ  優勝旗  無敵の遊撃手





  お前みたいなヘボバッターは  見たことがないと

  コーチは渋い顔で  カッカと湯気をふく

  けれども  そんな説教なんか  おれには耳にタコ

  試合になれば一発攻勢  センターホームラン

  いつも凡打の分だけ  人目をひくのだと

  勝手ほうだい  いわれながらも  スタメンからは外れない

  ファンレターも  追っかけも  おれには縁がない

  それでも  いつかおれだって  デッカイ花咲かす

  みんな見てろよ  甲子園  チャンスをものにして

  きっと摑むさ  優勝旗  恐怖の九番打者





  かっこ悪くて  いいじゃないか

  かっこ悪くて  上等じゃないか

  そいつが  おれの生き方なんだと

  笑い飛ばして  空仰ぐ





  名物エースも  ヒーローも  おれには縁がない

  それでも  いつかおれだって  デッカイ花咲かす

  みんな見てろよ  甲子園  ピンチを切り抜けて

  きっと摑むさ  優勝旗  男の晴れ舞台

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追  想 [詩]


追  想


    狭霧(さぎり)よぎる街路に  佇む きみ

    伏せがちな長いまつげが  露に うるおう

    微笑(ほほえ)みさえ 交わさず  行き過(す)ぐ 道

    もう  二人振り向くことはない  追想の恋

    ゆれる髪に  花を散らし  

    きみは  俯いて頬そめた

    あれは  遠い  夢の詩(うた)か

    時は流れ  愛は  おわる   





    秋風ふく梢(こずえ)に  寄り添う 鳥

    ああ  いつの日にか見た二人の  瞳に にてる

    ふるえている きみの肩  抱きしめても

    あの美しい幻(まぼろし)の日は  時の彼方へ

    きみの愛に  背中むけた

    ぼくの心の  すきま風

    いやす すべも  今は なくし

    追想と呼べば  愛は  おわる


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夏の終止符(ピリオド) [詩]


夏の終止符(ピリオド)



    一点差で迎えた   九回裏(うら)の攻撃

    ツーアウト三塁   ここがラストチャンス

    「お前に任せた」と   肩を ひとつ叩かれ

    送り出された   代打の   バッターボックス

    真夏の空の下(した)   スタンドの声援は

    白い光の波   きらめき   渦を巻く

    ああ   神さま   ぼくに力(ちから)を ください

    熱い太陽    ほとばしる汗

    ああ   今こそ   ぼくに力(ちから)を ください

    青春(せいしゅん)の勝利   つかむ   力(ちから)を




    
    夢は   一瞬の    小(しょう)フライに破れて

    スタンドの悲鳴は   ため息に かわる 

    絶望と後悔   うずくまる   ぼくには

    もう   何(なに)も   見えない    聞こえない

    拭いても   拭いても   涙は   こぼれ落ち

    ゲームセットのサイレンが    

    短い夏の終止符(ピリオド)

    ああ   神さま   ぼくに力(ちから)を ください

    たたえる拍手   励ましの声

    ああ   今こそ   ぼくに力(ちから)を ください

    明日(あす)に向かって   歩く   力(ちから)を





    かげろう   ゆれて    仰ぐセンターポール

    ベンチ前で聞いた   勝者の校歌

    土を すくう手も   ふるえる   ナインに

    「胸を張って帰るぞ!」と   叫ぶ   キャプテン

    「今日(きょう)のゲームを   誇れる未来が

    必ず来るさ」と   微笑(ほほえ)み かける   エース

    ああ    ぼくには   すばらしい仲間がいる

    確かな絆(きずな)   強い信頼

    そうさ   ぼくには   大切な仲間がいる

    いつまでも   忘れない   夏がある 

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黒部ダム鎮魂 [詩]


黒部ダム鎮魂


    残雪  はるかな  黒部(くろべ)の谷に

    怒涛の放流  歓喜さかまく

    若き力と  青春を賭(と)した

    百余の魂に  ささぐは緋桜(ひざくら)

    風よ  伝えろ  男の涙

    雲よ  伝えろ  伝説  熱く

    明日(あした)の  日本を  命の限り

    信じて  闘い  散った  山




    白魔(はくま)いざなう  立山連峰

    行(ゆ)く手をはばむは  嵐か岩か

    人の勇気の  頂きにいどみ

    英知を束ねれば  うがてぬものなし

    風よ  伝えろ  男の誓い

    雲よ  伝えろ  祈り  静かに

    お前が築いた  巨壁(きょへき)を  今に

    語るは  黒部の  鎮魂歌

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誓  い [詩]


誓  い


    紅(あか)く   紅く

    燃える  陽(ひ)を  指(さ)し

    今  ふたりの  若者がゆく

    ある者は  義(ぎ)を胸に  剣侠(けんきょう)と  散り

    ある者は  医(い)を胸に  学の士と  散る

    墓碑銘を   「友」として

    遥かなり   熱き願いは



    
    遠く   遠く

    光る雲  指し

    今  ふたりの  若者がゆく

    ある者は  智(ち)を胸に  精鋭と生き

    ある者は  理(り)を胸に  英哲(えいてつ)と生く

    その士気を   野に刻み

    天翔(がけ)けり   高き理想は



    
    碧(あお)く   碧く

    たぎる波  指し

    今  ふたりの  若者がゆく

    ある者は  雪を踏み  南風うけ

    ある者は  花を蹴(け)り  北風うけて

    天命(てんめい)を   壮心(そうしん)に  

    憂(うれ)いなし    永久(とわ)の誓(ちか)いは


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