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恋人か?友だちか? [心理の不思議 2]


[ムード]恋人か?友達か?


    「あの二人って、恋人なのかな?それとも、まだ友達の段階かな?」

    そんな風に微妙な関係の男女がいたら、二人が接近する距離に注目してみるのも一つの手だそうです。

    もしも、二人の距離がお互いの身体がピッタリくっつく程に近かったり、ほとんど0~45センチの間をキープしていたとしたら、これは明らかに『密接距離』を保っているということで、恋人関係だと考えて良いようです。

    では、45~120センチほど離れていた場合はどうなのかといいますと、これは、『個体距離』といい、友人関係に多く見られる距離感なのだそうです。喫茶店で向かい合ってお茶を飲むテーブルの幅が、ほぼこれにあたるそうです。

    そして、120~360センチまで離れると、これは、『社会距離』となり、仕事上の相手や初対面の人同士が挨拶をする距離になります。

    それ以上に離れる360センチ以上となりますと、『公衆距離』ということで、まったく個人的な関係がない人たちが無意識に取り合う距離なのです。そのために、込み合う満員電車などでは、この『公衆距離』を保てないばかりに、ささいなことから喧嘩になったりするわけです。

    そんな理由もあり、まったくの見ず知らずの人間にもかかわらず、紹介もなしにあなたの120センチ以内へ近付いて来る人は、要注意人物と考えた方がよいようです。

    つまり、これらの距離は『パーソナル・スペース』と呼ばれるもので、その人のテリトリーを意味してもいるのですから、なんの予告もなしに120センチ以内へ入り込んで来る人物は、そのテリトリーを侵していると考えられ、これが野生動物ならば、間違いなく戦闘モードに突入するケースでもあるのです。

    そうは言っても、何度会っても120センチ以上の距離感を保とうとする人の場合は、その人があなたとの関係を初対面レベルの形式的認知でとどめておきたいと思っている証しですから、無理に近付くとより距離を空けられてしまう可能性もあります。こういう人には、あえて距離を詰めようとは思わずに、相手が心を開くまで、その距離を保ったまま、会話で気持ちを解きほぐして差し上げて下さい。

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視線の不思議 [心理の不思議 2]


視線の不思議[目]



    視線の話が多くて恐縮です。

    視線は、実にその人の心の奥を露わにしてくれるものです。

    たとえ、電話をしながらでも、人は無意識のうちに電話相手の様子を想像しながら会話をしている訳ですが、しかし、その会話相手が目の前に実在しないと、相手の視線を把握できないために、会話にメリハリがなくなることがあるのです。

    よほど親しい人同士の場合は別ですが、時に、会話中に長い沈黙が生まれてしまい、気まずい雰囲気になってしまうのもそのためなのです。

    では、こんな場合、やはり実際に顔を合わせて話した方がお互いに打ちとけ合いやすくなるだろうと考えた結婚相談員のBという女性が、電話ではどうも気まずい雰囲気になり、それ以上の進展が見えない男女二人の友人を食事に誘いました。

    しかし、男性A君は、そんな席でも女性Cさんの方へまったく視線を合わせようとはしません。

    彼は、むしろBさんの方ばかりを向いて話をしているのです。でも、会話は楽しげで、少しも退屈そうなそぶりは見せません。それでも、彼の視線はCさんを無視しているのです。

    Cさんは、「きっと、彼は、わたしに興味がないんだわ。わたしよりもBさんが好きなのかも・・・・」と、落胆してしまいました。ところが、Bさんの受けた印象はまったく逆でした。

    Bさんは、間違いなくA君はCさんに好意を持っていると確信したのです。

    人間の心理として、大好きな人をあえて見ないことがあると、いう事実を、結婚相談員のBさんは知っていたのでした。それには、一定の法則があるのです。

    もしも、A君が、Cさんをチラチラ見ながらも、すぐにBさんへ視線を戻すというのであれば、これはA君がCさんを軽視している証拠であり、ほとんど脈がないということなのですが、終始わざと視線を合わせないようにしている場合は、まったく反対にA君はかなりCさんのことが好きだという証になるのだそうです。

    つまり、A君の気持ちの中に、Cさんへの遠慮があるため、「もしも、見詰め過ぎて嫌われたらどうしよう・・・・」と、いうプレッシャーがそういう極端な視線の固定化をさせてしまうのです。

    しかし、この視線をはずす行為ですが、相手に対して自分の心の中をのぞかれたくないとか、評価されたくないと思い、自分をガードするために行なうこともありますから、あなたを怖がっている場合もあるのです。

    このように視線には、意味を持つ面白い表情がたくさんありますから、また、何回かに分けて書いてみたいと思います。

    

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本命にこそ冷淡に [心理の不思議 2]


[黒ハート]本命にこそ冷淡に[黒ハート]



    「あたしって、本当に男運がないのよね~。どうして、こうも振られやすい体質なのかしら?」

    そんな風に悩んでいるあなた、あなたは、もしかしたら、男性にとってとても「都合のいい女」なのではありませんか?

    世話女房タイプで、相手の男性の痒いところにはすぐに手を貸したくなる、「今度の日曜日、車で迎えに来てくれないか?」なんて言われようものなら、目の前に骨をぶら下げられた犬にように、ホイホイ二つ返事でOKしてしまうような-----。

    こうなると、男性は、「こいつは、おれの言うことならば、何でも素直に聞いてくれる女なんだ。別にいつでも都合のいい時に呼び出せばいいや」ってなことになってしまうものなのです。

    要するに、男性は、あなたには、もうそこで既に、人間としての魅力を感じていないということになるのです。

    では、もしも、あなたが、あまり気にも留めていない男性からアプローチされた時、どのような態度をとりますか?

    かなり素っ気ない素振りをしているのではないでしょうか?しかし、にもかかわらず、その男性は、あなたに何くれとなく気を使ってくれます。それは、いったい何故なのでしょう?

    つまり、人間とは、「希少価値」のある物に惹かれるという、どうしようもない心理を持った動物なのです。

    スーパーマーケットデパートなどの特売日に、「もう、残り五個しかありませんよ。お早くご購入下さい」なんて言われた瞬間、つい欲しくもない商品を買ってしまったという記憶はありませんか?

    男女の心理も、これに似たようなところがあるのです。

    好きな男性のいいなりにハイハイと返事をしている女性には、男性はあまり魅力を感じないような精神構造が出来上がっている訳ですから、ここは、「YES !」と、言いたい気持ちをグッとこらえて、「NO ! 」と、言ってみるのも手なのです。

    そうすることで、男性は、もしかしたら腹を立てるかもしれませんが、「ここで怒ってしまったら、二度と彼女と会えなくなるかも?」という、不安も同時に感じるのです。

    そうなったら、しめたものです。そこで、間違いなく主導権はあなたの手に入るのです。

    男性にとって、あなたは、正に「希少価値」の女性になるという訳です。

    「この男がいなければ、わたしは終わりだ。この人はわたしの全てだ」

    こんな気持ちを相手に見透かされては、その恋が長続きすることはないはずです。

    よく恋愛の教訓として、こんな言葉を聞くことがあるでしょう。

    「惚れた方が負け」

    人の気持ちにはバランスが大事だと言います。

    「まあ、嫌われても仕方がない。世の中、男はこいつだけじゃないもんな」

    この程度の気持ちで付き合うことが、案外関係を長続きさせるコツなのかもしれませんね。

    ただ、あくまでも心理学的に考えた場合の論理ですけれどね。

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レストランで判る彼の性格 [心理の不思議 2]


[レストラン]レストランで判る彼の性格[バー]


 こんにちは。

 
 最近は、暗くなるのが早いですね~。

 こんなにも日暮れが早いと、気分も晴れ晴れしませんね。

 ところで、テレビを観ていたら、いつもは優しいのにレストランへ行くと何故か豹変し、乱暴な口をきく彼氏に困っているという話題を取り上げていました。

 こういう男性って、案外多いそうですが、それが彼氏の本来の性格ということもあるようですよ。





    人間は、日々自分という人格を演じながら生きています。

    しかし、そんな人たちも、食事を前にすると、案外化けの皮がはがれるものなのだそうです。

    少し唐突な質問ですが----ここに、四人の同僚男性がいます。この男性たちがレストランへ入り、それぞれに自分の食べたい食事を注文しました。その注文の仕方を見て、あなたなら誰を結婚相手に選びますか?

    男性A  「みんな、ここのカレーはとてもうまいんだぜ。一度食ってみろよ。おれは、カレーにする」

    男性B  「そうだね、きみがうまいというのなら、食べてみようかな。じゃァ、ぼくもカレーライスでいいよ」

    男性C  「なんだ、カレーか?おれ、ゆうべ食ったばかりなんだよな。て、訳だから、おれはサーロイン・ステーキ。ミディアム・レアで」

    男性D  「どうでもいいけどさ、早く注文して、さっさと食っちまおうや。どうせ、どれも大してうまそうじゃねェしよ」

    さあ、如何です?

    この注文の仕方から判るのは、彼らのごく素に近い性格です。

    男性Aは、何事においてもリーダーシップを取らねば気が済まない性格です。優秀で大らかな優しい人間ですが、反面嫉妬深く、好きな女性を束縛したがるタイプでもあります。

    男性Bは、とにかく周りに流されやすい性格で、自分はそれを嫌だと思いながらも直すことが出来ない優柔不断人間です。一見、穏やかで大人しいと思われがちですが、気持ちの中には常にうっ憤をかかえていて、何かのきっかけで爆発する可能性が大です。

    男性Cは、実にマイペース。周囲に同調することが大嫌いです。せっかくお金を払うのだから、食事ぐらい自分の好きなものを食べたいと思う正直者ですが、自信家で、こうと決めると周りの声にも聞く耳を持たずに暴走するタイプです。

    男性Dは、自己中心的タイプの典型です。こういう男性は、マザコンに多く、奥さんが腕によりをかけて作った食事でも、「ママの方がおいしい」などと、平気で言ってのける愚痴人間です。要するに、大人になりきれていないのです。

    どうですか?どの男性も、結局は、結婚相手にふさわしいとは思えませんよね。

    でも、人は皆多かれ少なかれ、こんな反応をするものなのだそうです。

    では、あなた自身はどのタイプでしょうか?

    わたしは、さしずめ男性Cのタイプですね。以前、友人たちと食事に行った時、周りは皆、サンドウィッチやピザを頼んでいたのに、わたしだけはビーフシチューを頼みました。

    せっかくめったに来られないレストランへ入ったのですから、一番食べたいと思うものを注文したのです。

    友人たちには、「あんたって、本当に同調性がないよね」と、言われましたが、まあ、仕方がないですよね。昔から、周りにはあまり合わせられない性格なのです。(苦笑)


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ほめ言葉は使いよう [心理の不思議 2]


ほめ言葉は使いよう


    この前、わたしは、自分の印象をより相手に好意的に受け取ってもらうためには、自己紹介の際、先に長所を売り込むのが効果的であると、書きました。

    つまり、そのあとで短所を付けくわえても、人間は先入観を重視する動物ですから、最初の良いイメージが尾を引いてあとの悪いイメージがほとんど残らないということなのです。

    では、もしも、あなたがどうしても自分が気に入られたい相手と話をする時は、どのようなテクニックを使えば効果的なのでしょうか?

    それは、もちろん、相手をほめることです。

    ただ、そのほめ方にもテクニックがあります。ただ単に、始めから最後までほめ続けるというのは、これは、あまり良い方法とはいえないそうです。

    こういうほめられ方をすると、相手は、あなたを口のうまいお世辞屋としか思わず、「嫌らしい奴」と、評価されてしまいます。

    それよりも、もっと嫌な感情を懐かれてしまうのは、最初はほめておきながら、あとからけなすという方法です。

    「あなたの考え方は実に独創的で、新しいアイデアに満ちていますね。素晴らしい才能をお持ちです。でも、若者には受けるでしょうが、年配者にはどうでしょうか?もう一工夫必要かもしれませんね」

    こう言われた相手は、たぶん、あなたに信用のおけない人物という印象を持ってしまうことでしょう。

    こういう言い方は、最初から最後までけなしっ放しという言い方よりも、さらに自尊心を傷つけられてしまうため、「もう、あんたなんかと話もしたくない」と、腹を立てさせてしまうのだといいます。

    そういえば、わたしも時々、こうした対応をされて腹を立てることがあります。

    始めのうちは、とても好意的なことを言っておきながら、途中から「でも~~~」が入る話し方をされると、凹むのを通り越して、相手に恨みすら覚える場合があるのです。

    だったら、最初から、まったく興味がないとはっきり言ってもらった方が、よほど時間を無駄にせずに済むというものです。

    ところが、人はとかく、相手に悪い印象を持たれては困ると、最初のうちは良いことばかりを並べたがるものなのです。要するに、上げてから落とすは、最悪の話し方だということを覚えておいた方がよいでしょう。

    では、もっとも、相手に好印象を持ってもらえるほめ方は、どういうものか?

    それは、上記の逆で、最初は少々辛口の評価をしたとしても、最後にほめ言葉を付け加えるとういうやり方なのです。

    「あなたの作品には、どうも消極的な面が目につきますね。もう少し大胆さが必要かもしれません。そうは言っても、アイデアに癖がなくて、万人受けする素直さがあります。このまま精進されれば、きっと誰からも愛される作品を作れるようになると思いますよ」

    どうですか?こんな風にほめられたら、「よし、もっといいものを作ってやろう!」なんて気持ちも湧くのではないでしょうか?

    これを、終わりよければすべてよしの「終末残存効果」と、いうのだそうです。

    もしも、あなたに自分の印象をよく思って欲しい人がいたら、この「終末残存効果」を、積極的に試してみて下さい。



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「損な性分」は、強欲な人 [心理の不思議 2]


「損な性分」は、強欲な人


    「損な性分ですから・・・・」とか、「不器用でして・・・・」が、口癖の人がいます。

    こういうことを言う人は、内心は、「得な性分の方がいい」「器用な人の方が得だ」と、考えているようです。

    ですから、この言葉をしゃべる人は、決して謙虚でもなんでもないのです。むしろ、「こんなにやっているのに誰も自分を認めてくれない!」「器用な人ばかり褒めるなよ」と、いうかなりのひがみ根性が内心にはあるのです。

    ですから、どんなに大変な仕事でも徹底的にこなしたり、物事を必死にやろうとするのも、「認められたい」と、いう欲求から発している物なのです。

    そのために、人の世話を真剣にやる人は、「いつも他人の世話ばかりをしていて損だ」と、考えている訳ですから、本当にその仕事を好きでやっている訳ではないのです。

    それなら、やめてしまえばいいと思うのですが、絶対にやめません。

    それは、もしも、自分がその仕事をやめてしまえば、誰も自分を評価してくれる人がいなくなってしまうと計算しているからなのです。

    「あなた、本当に頑張り屋ね。尊敬するわ」

    そんな言葉をかけてもらうことを、ひたすら望んでいる訳です。

    「あなたって、みんなの嫌がることをコツコツと真面目にやり続けてくれていて、頭が下がるわ」

    そんな反応を待っているのです。

    ですから、自分から「損な性格」と、いう人は、本当はどうすれば得な性格になれるのかも判っている場合が多く、「不器用ですから」と、いう人も、器用になるにはどうすればいいのか判っているのです。

    人間の気持ちは複雑です。

    でも、本当はやりたくないのにやらねばならないということも、事実「損な性分」なのかもしれませんね。

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ここだけの話・・・ [心理の不思議 2]


[耳]ここだけの話・・・


 こんにちは。

 今日は、久しぶりに快晴ですね。でも、風は冷たくて、巷には、早、晩秋の雰囲気が満ちています。

 一口に長野県といっても広いので、南信(県の南部)の人たちには当てはまらないのですが、わたしの住む地域などは、一年のうちの半年以上は暖房器具が欠かせません。

 特に、今年は、寒さが長引きましたから、四月にも雪が降りました。そして、十月に既に降雪。こういう寒冷地の住民生活に暖房は必需品です。せめて灯油代には税金をかけて欲しくないですよね。





    ところで、「ここだけの話なんだけどさ・・・・」

    こう言われると、ちょっと、そそられますよね。

    「なになに、おせてくんな!(方言)」

    なんて、わたしなら身を乗り出してしまいます。

    でも、「ここだけの話なんだけれど・・・・」が口癖の人は、案外、自己顕示欲が強く目立ちたがり屋が多いようです。

    つまり、「ここだけの話なんだから、ありがたがって聞けよ」と、いう気持ちが裏にある訳で、情報の価値を高めて、自分への注目度を上げようとしている訳です。

    ですから、こういうことを頻繁に言う人の情報ほど、大して目新しいものはないというのが通り相場のようで、

    「そんなこと、もう、みんな知っているよ」

    などと、呆れかえられることが落ちです。

    しかし、これとは全く別の気持ちで、「ここだけの話なんだけれど・・・・」を、連発する人がいます。

    こういう人は、一口に言って「小心者」の人です。

    「ここだけの話なんだから、誰にも言わないでね」

    と、いう意味を暗にほのめかしている訳で、「自分がしゃべったことであとで問題が起きたら困る。ここだけの話にしておいて欲しい」と、いう気持ちがこの言葉を使わせているのです。

    ですから、もしも自分がこのことを話して、あとあと面倒が起きても、自分のせいではないと、聞いた相手に責任転嫁をしながら話すのですから、小心者で責任逃れの典型的人格といえるのだと思います。

    それにしても、この「ここだけの話」は、頻繁に口から出したのでは、周りには「またかよ」と、呆れられてしまいます。

    ですから、この言葉を使う時は、本当に「ここだけ」にふさわしいような内容であるかどうかを考えてから口に出した方がよさそうですね。 





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叱っていい人、いけない人 [心理の不思議 2]


[わーい(嬉しい顔)]叱っていい人、いけない人[もうやだ~(悲しい顔)]


    昔、大相撲の力士の横綱・輪島と大関・魁傑の二人を並べて、こんなことを言った評論家がいた。

    「『輪島』は、どれほど厳しく叱っても、歯を食いしばって稽古を続ける力士だが、『魁傑(現・放駒理事長)』は叱ったらダメだ。落ち込んでしまって、まったくやる気を失ってしまう」

    これを聞いて、わたしは力士にも厳しく当たれば当たるほど本領を発揮する者と、まったく戦意を喪失してしまう者とがいるのだと、面白く思った。

    子供にも大人にもそうだが、叱るという行為は実に難しいものである。

    全員を一律に叱ることはたやすいが、それでは、本当に叱ったことにはならない。

    つまり、人間は、育った環境や親の教育、性格などで、相手の言葉の受け止め方も千差万別だからである。やはり、一人一人の個性や生い立ちをすべて把握したうえで、叱らなくてはほとんど意味をなさないものなのではなかろうか。

    男子と女子でもこの反応は異なるもので、また、時代によってもまったく違うということである。

    男子は、比較的根性教育に従いやすい面を持っているが、女子は、こういうものにはまったく懐疑的な人間が多い。

    昔は、『東洋の魔女』などといって、鬼監督のもとで根性から鍛えるような猛特訓を行なっても、それについて来た女子バレーボーラーたちがいたが、今の女子バレーでこんなことをしたら、とんでもないことになると、ある日本代表監督は、テレビのトーク番組で話していた。

    この監督は、ある時、代表チームの要となる一人の女子選手が、オリンピックを目の前にした練習時間に遅れたことを責めて、

    「やる気がないなら、もうお前はこのチームにいらない。さっさと荷物をまとめて家へ帰れ!」

    と、叱ったのだという。監督は、もちろん、この女子選手が、「申し訳ありませんでした。これからは遅刻などしませんから、チームにおいて下さい!オリンピックに出させて下さい!」と、泣いて懇願するものとばかり思っていたのだが、事態はとんでもない方向へ動くことになってしまったそうで、部屋へ戻った女子選手の様子をのぞきに行ったところ、彼女は、詫びるどころかむしろサバサバとした面持ちで、さっさと荷物をまとめていたというのである。

    驚いた監督が、「お前、何をしているんだ!?」と、言うと、女子選手は、「だって、やる気がないなら家へ帰れと言われたので、帰ります。お世話様でした」と、言って、宿舎を出て行ってしまったというのである。

    監督は、慌ててその女子選手を引き戻すために、今度は自分の方が頭を下げなくてはならないことになり、残って欲しいと頼み込む破目になってしまったそうである。

    今の女子選手は、とにかく欲がない。おそらく、男子選手にも同じような傾向があるのであろう。

    痛い思いや辛い思いをするくらいなら、選手をやめた方がましだと、ごく軽く考えている者たちがとにかく多いらしい。楽しいうちは頑張るが、飽きたら終わり。勝てるうちは競技を続けても、負けたら即引退。

    そういう考え方の人間には、どのような叱り方をすればいいのか、実に悩ましい問題が日本のスポーツ界の根底には潜んでいるようなのである。

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言い訳がましい人 [心理の不思議 2]


[時計]言い訳がましい人


    「今日は、どうも頭が痛くて・・・・」

    「昨夜は、よく眠れなかったんだよね」

    「ちょうど、来客があってさ」

    こんな風に、たびたび言い訳がましいことを口走る人って、必ず職場に一人か二人いますよね。

    そして、たいてい、そういう人はあまり仕事が出来る方ではないはずです。

    どうして、こういう人は、他人が訊きもしないのに、わざわざこういう言い訳をするのでしょうか?

    これは、要するに、「自己ハンデキャッピング」と、いうもので、こういうことを予め周囲に話しておくことによって、そのあとで自分が失敗しても恥をかかずに済むという心理状態から、自らにかけられる期待度のハードルを下げておくというものなのだそうです。

    これを言っておくことで、一生懸命努力する必要もなくなる訳です。

    もしも、努力不足で試験の成績が振るわなくても、それは、「頭が痛かった」ためだったり、「寝不足」だったり、「お客さんが来ていて勉強が出来なかった」と、いうことになる訳です。

    そういうことを何度も繰り返すうちに、これがいつしか口癖になり、別に試験や仕事がなくても、常に「今日は身体が重い」とか「調子悪い」などの言葉が、無意識に口から出るようになってしまうのです。

    スポーツ選手などで時々見られることなのですが、試合の前に必死で練習をした選手は、あまりこういうことを口に出す人はいないそうです。

    しかし、きつい練習に飽きてしまい、さほど頑張らなかった選手ほど、こういう言い訳がましいことを話し、案の定成績が振るわないことが多いのだとか。

    つまり、自分は練習しなかったために負けただけなので、もし、懸命に練習していればもっと良い成績を出すことが出来る素質は持っているんだよと、いうことを、暗にほのめかし、現実逃避をしているのです。

    ですから、アスリートたちが勝負を前に「弱音を吐きたくない」と、いうもの、ある意味それだけの練習を積んで来ているんだという自信の表れでもあるのです。

    そのため、これまでは自身のケガについておくびにも出そうとしなかったアスリートが、「膝の調子がイマイチで」とか、「練習中に転んでしまいました」などと、試合を前に話すようなことがあったとすれば、それは、かなり自信がぐらついているという証拠なのかもしれません。

    そして、この「自己ハンディキャッピング」を、頻繁に口にするようになったとしたら、その選手の現役引退も近いと考えてよいようです。

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反論こそが正論 [心理の不思議 2]


♦ 反論こそが正論 ♦


    経営者の理論に、「最初から全員一致の意見は、採用するな」というものがあるといいます。

    意見が全員一致であるということは、ほとんどあり得ないもので、にもかかわらず一致しているということは、必ずその中の何人かは、自分の本当の気持ちを抑えているという意味を持つのだそうです。

    ですから、逆に、経営者たちは、「一人の反論の中にこそ正論がある」と、考えるのだというのです。

    そのようなことからも、心理学では、「エリートだけの会議は、楽観論に流れる」と言われ、自分は優秀だと思う人々ばかりが集まった会議で出た結論は、無謀な計画でも実行してしまえというような物が多いのだというのです。

    つまり、優秀なエリートたちは、自分がそこに集まっている他の人物よりも劣っているということを認めたくないばかりに、普通なら出来そうもないことも出来るという場合があり、明らかに無謀な行為だと思われることまでも、出来ないことはないだろうという結論に達してしまうのだそうです。

    こういう成功率が少ない決定を下してしまうエリートばかりの集まりのことを、「リスキー・シフト」と、いうのだそうです。

    そして、こうした「リスキー・シフト」の最たるものが、政府の要人らによる最高機密会議や有識者会議などであり、戦争突入などもこうした会議で決定されて来たという経緯があるのです。

    しかし、この反対に、ごく普通の考え方の人たちや専門知識の少ない素人たちが集まる会議で話し合われることは、とかく「無理は禁物」と、いう方向に進むといいます。

    これを「コーシャス・シフト」といい、結論のだいたいが無難な物に落ち着くのです。

    ですから、「リスキー・シフト」には、逆に無難な考えの人を、「コーシャス・シフト」には、大胆な考えの人を加えて会議を開くことが必要なのだそうです。

    こういう少数派の行動が影響を及ぼすことを、「マイノリティー・インフルエンス」と呼ぶそうで、経営者たちは、こういう「異論」を話す人たちの声を、あえて拾おうとするのだということです。

    そして、会議の結論に付加価値を持たせるためには、「クライマックス法」というやり方で、意見を集約させるのが良いとされています。

    これは、だんだん話を盛り上げて行って、「~~だから、~~するのが最善の策だ!」と、締めくくるのです。

    こうすることで、会場の雰囲気は全員が納得する物に落ち着くといいます。

    この反対のやり方が、「アンチ・クライマックス法」というものですが、これは、会議の結論を出す場合はあまり好まれない方法だそうで、やはり、最後は、会議の最中に出た意見を取り入れながら「クライマックス法」で締めるというのが、良いと言われています。



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